勿忘草(ワスレナグサ)
忘草(ワスレナグサ)【forget-me-not】 Myosotis sylvatica Myosotis scorpioides
忘草(ワスレナグサ)【forget-me-not】 Myosotis sylvatica Myosotis scorpioides
忘草(ワスレナグサ)【forget-me-not】 Myosotis sylvatica Myosotis scorpioides
鍵の花
太古オランダのある山の麓に、巨大な額にのぼる金銀、宝石がしまってある洞穴があった。
ところがその洞穴の門には、地界の鬼コボルトが恐ろしい姿で番をしていた。
コボルトは招かれた客に対して「お前さんの好きなものを好きなだけお持ちなさい。
だが、一番よいものを忘れないように」と繰り返して言うとのこと。
すると洞穴の戸は、ぴたりと閉じるが、その一番よいものというのは、
不思議な青い小さな花、忘れ名草のことであった。
この花の魔力がなければ、折角の金銀、宝石も瓦礫になってしまうという。
これがこの花が、「鍵の花」と呼ばれるようになった由来だという。
(オランダ神話)
by toruphoto
| 2014-05-26 22:23
| 花・植物